親の終活、まず何をすればいい?40代・50代の子世代向けチェックリスト

親も60代・70代になり、「そろそろ終活について考えた方がいいのだろうか」と感じていませんか。

しかし、いざ始めようと思っても、

・何から手を付ければいいかわからない
・親にどう話せばいいかわからない
・まだ元気なのに終活の話をするのは早い気がする

と悩む人は少なくありません。

終活というと、生前整理や実家の片付けを思い浮かべるかもしれませんが、いきなり物を整理する必要はありません。大切なのは、親の現状を知ることです。

この記事では、40代・50代の子世代が最初に確認したいポイントをチェックリスト形式で紹介します。親の終活を考え始めたばかりの人でも実践しやすい内容ですので、参考にしてください。

親の終活は、いきなり生前整理や実家の片付けから始める必要はありません。次の5つを確認することから始めてみましょう。

・緊急連絡先
・保険や年金の状況
・実家の片付け状況
・スマホやパソコンの利用状況
・親自身の考え方

終活は一度で終わらせるものではなく、時間をかけて進めていくものです。親の現状を把握し、話し合う機会を作ることが第一歩になります。

親の終活は何から始めればいい?

親の終活というと、生前整理や実家の片付けを思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、物の整理から始める必要はありません。特に40代・50代の子世代の場合は、親の現状を把握することが第一歩になります。

たとえば、

・緊急時の連絡先は分かるか
・保険や年金について把握しているか
・実家にどのくらい物があるか
・スマホやパソコンを利用しているか

など、確認しておきたいことは意外と多くあります。

終活は一度で終わらせるものではありません。

親の状況を知り、時間をかけて準備を進めることが、将来の負担を減らすことにつながります。

40代・50代の子世代が最初に確認したい5つのこと

次のチェックリストを確認してみましょう。

  • 緊急連絡先を把握している
  • 保険や年金の状況を大まかに知っている
  • 実家の片付け状況を確認している
  • スマホやパソコンの利用状況を把握している
  • 親の終活に対する考え方を聞いたことがある

すべてを一度に確認する必要はありません。1つでも把握できれば、次につながります。

① 緊急連絡先

親が元気なうちは、緊急連絡先について考える機会はあまりないかもしれません。しかし、体調不良や入院などが突然起きることもあります。そのときに慌てないためにも、

・かかりつけ病院
・親しい親族
・近所で頼れる人

などを把握しておくと、いざというとき対応しやすくなります。

特に実家が遠方の場合は、子どもがすぐに駆け付けられないこともあります。連絡が取れる人を確認しておくことは、終活というより日常の備えと言えるでしょう。

② 保険や年金の状況

保険や年金の話は、お金に関わるため切り出しにくいと感じる人も少なくありません。ただし、詳しい内容まで把握する必要はありません。

・保険に加入しているか
・保険証券はどこにあるか
・年金関係の書類は保管されているか

などを確認するだけでも、後から慌てずに済みます。

親が「まだ元気だから大丈夫」と考えている場合でも、家族が困らないための準備として伝えると話しやすくなります。

③ 実家の片付け状況

終活というと、実家の片付けを思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、いきなり「片付けた方がいいよ」と伝えると反発されることもあります。

帰省したときに、

・物が増えていないか
・通路に荷物が置かれていないか
・使っていない部屋がないか

などを確認してみましょう。現状を知ることが第一歩です。整理を進めるかどうかは、その後に親と話しながら考えていけば問題ありません。

④ スマホやパソコンの利用状況

最近はデジタル遺品という言葉を耳にする機会も増えました。親がスマホやパソコンを使っている場合は、

・パスワードの管理方法
・ネット銀行の利用有無
・ネット通販の利用状況
・サブスク契約

なども確認しておくと、万が一のときに家族が対応しやすくなります。

すぐにパスワードを聞き出す必要はありません。「スマホでどんなサービスを使っているの?」と会話のきっかけを作ることから始めましょう。

⑤ 親自身の考え方

もっとも重要なのは、親自身が終活についてどう考えているかを知ることです。子どもが必要だと思っていても、親は「まだ早い」「縁起でもない」と感じているかもしれません。反対に、終活を始めたいと思っていても、きっかけがなく話せていないケースもあります。

終活は子どもが進めるものではなく、親本人が主体となるものです。意見を聞くことが、お互いに無理なく進める出発点になります。

親と終活について話すきっかけの作り方

終活という言葉を使わなくてもよい

多くの人が「終活の話をしたい」と考えます。しかし、親世代によっては「まだ早い」「縁起でもない」と感じることもあります。無理に終活という言葉を使う必要はありません。

例えば、

・実家の片付け
・将来の介護
・スマホの使い方
・保険の書類

など、身近な話題から始める方が自然です。

日常会話の延長で話してみる

終活は、一度の話し合いですべて決めるものではありません。帰省したときや電話で話すときに、

「書類はどこに置いているの?」

「スマホは普段どんなことに使っているの?」

など、日常会話の中で確認するだけでも十分です。

特に遠方に住んでいる場合は、短時間でも定期的にコミュニケーションを取ることが、お互いの安心につながります。

親の考えを否定しない

親が「まだ元気だから大丈夫」と言うこともあるでしょう。その場合でも、無理に説得しようとする必要はありません。

終活は親本人が主体となって進めるものです。考え方を知ることを目的にし、話し合う機会を少しずつ増やしていくことで、お互いの負担も軽くなります。

終活はできるところから始めよう

終活という言葉を聞くと、生前整理や相続、介護など、やることが多く大変そうなイメージを持つかもしれません。しかし、すべてを一度に進める必要はありません。

・親の近況を知る
・緊急連絡先を確認する
・実家の様子を把握する

など、できることから取りかかれば十分です。

親がまだ元気な場合は、終活について具体的に話す機会が少ないことも珍しくありません。無理に話を進めようとせず、日常会話の中で話題に触れていくことも一つの方法です。

終活は将来のための準備であると同時に、親子でこれからの暮らしについて考える機会でもあります。焦らず、できるところから一歩ずつ進めていきましょう。

まとめ

この記事では、40代・50代の子世代が親の終活を考え始めたときに、最初に確認したいポイントを紹介しました。

まず確認したいことは次の5つです。

・緊急連絡先
・保険や年金の状況
・実家の片付け状況
・スマホやパソコンの利用状況
・親自身の考え方

終活というと片付けや相続をイメージしがちですが、大切なのは親の現状を知ることです。すべてを一度に進める必要はありません。親と会話をする機会を作り、時間をかけて準備を進めていきましょう。

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