動画や音楽、ネット通販など、毎月または毎年料金が発生するサブスクは、親世代にも身近なサービスになっています。
一方で、契約した本人が利用しなくなった後も、自動更新によって料金が発生するケースがあります。家族が契約状況を把握していれば、不要な契約を整理するときにも確認しやすくなります。
この記事では、親のサブスクで確認しておきたいサービスの種類、契約を探す方法、解約するときの注意点を整理します。
✓ 親が契約している可能性があるサブスクの種類
✓ サブスク契約を見つけるための確認方法
✓ 解約するときに注意したいポイント
親のサブスクを確認するときは、サービス名を一つずつ思い出してもらうより、「何にお金を払っているか」を支払い履歴やメールから探す方法が効率的です。
動画配信や音楽配信だけでなく、クラウド保存、通販の会員サービス、新聞・雑誌、アプリなども対象になります。
解約する場合は、契約した場所によって手続きが変わることがあります。サービスを削除しただけでは契約が残るケースもあるため、最後まで手続きの状態を確認しましょう。
親のサブスクはどんなサービスを確認すればいい?
サブスクは動画や音楽だけではありません。普段の生活で利用しているサービスをジャンルごとに見ていくと、見落としを減らせます。
動画・音楽・電子書籍などのコンテンツ系
日常的に使うサービスでは、次のようなものがあります。
・動画配信サービス
・音楽配信サービス
・電子書籍・漫画サービス
・新聞・雑誌のデジタル版
・オンラインラジオや音声サービス
「最近は使っていないけれど、登録したまま」というサービスがないか確認してみましょう。
特にスマートフォンやタブレットから登録したサービスは、本人が契約したこと自体を忘れているケースも少なくありません。
通販・クラウド・アプリなど
コンテンツ以外にも、定額料金が発生するサービスがあります。
・ネット通販の会員サービス
・写真やファイルを保存するクラウドサービス
・セキュリティソフト
・有料アプリ
・オンライン学習サービス
・フィットネスや健康管理サービス
たとえばクラウドサービスは、写真や書類の保存先として使っていることがあります。解約すると保存データに影響する場合があるため、料金だけを見て判断しないようにします。
親のサブスク契約を確認する3つの方法
契約中のサービスが分からない場合は、スマホの画面だけに頼らず、複数の場所から確認すると探しやすくなります。
①クレジットカードや銀行口座の明細を見る
毎月・毎年、同じような金額が引き落とされていないか確認します。
「何の支払いか分からない」という項目があれば、請求元の名称を調べてみましょう。サブスク以外の継続的な支払いが含まれることもあるため、すべてをサブスクと決めつけないこともポイントです。
家族が確認する場合は、金融情報を必要以上に共有するのではなく、サブスクの契約状況を確認する目的で見せてもらう形にすると話を進めやすくなります。
②メールの領収書や利用明細を探す
登録時や更新時にメールが届くサービスもあります。
メール検索で、「領収書」「請求」「更新」「定期購入」といった言葉を検索すると、契約の手がかりが見つかることがあります。
③iPhoneやAndroidの「定期購入」を確認する
アプリ経由で契約したサブスクは、アプリストア側から確認できる場合があります。
iPhoneでは「設定」からApple IDのサブスクリプション一覧を、Androidでは「Google Play」から定期購入の一覧を確認できます。
ただし、別のアカウントで契約していると表示されないケースもあります。アプリストアに表示されない場合は、契約したサービスの公式サイトに直接ログインして確認する方法もあります。
サブスクを解約するときに注意したいこと
契約が見つかったからといって、すぐに解約するとは限りません。利用状況や保存データを確認してから手続きを進めます。
アプリを削除しただけでは解約にならないことがある
スマートフォンからアプリを消しても、サブスク契約まで自動的に解約されるとは限りません。
解約する場合は、契約しているサービスやアプリストアの正式な手続き画面から進めましょう。
契約方法によって解約場所が違う
同じサービスでも、公式サイトから契約したのか、AppleやGoogleなどを経由したのかによって手続きが異なることがあります。
「サービス名が分かったから、公式サイトで解約すればいい」と決めつけず、どこから契約したかを確認することがポイントです。
データや写真が消えないか確認する
クラウド保存や写真保存などのサービスでは、解約後に利用できる容量や保存データに影響する場合があります。解約前に、「そのサービスに何を保存しているか」も確認しておきましょう。
家族が代わりに解約できるとは限らない
親の契約を家族が確認できても、本人以外が自由に解約できるとは限りません。
親の同意や契約者本人による操作が必要になる場合もあるため、「家族だから手続きできる」と考えず、サービスごとのルールを確認することが必要です。
親のサブスクを一覧にしておくと管理しやすい
契約が見つかったら、サービス名だけでなく、支払い方法や更新時期も一緒に整理しておくと後から確認しやすくなります。
たとえば、次のような項目を一覧にしておきます。
すべてのパスワードを一覧に書き出す必要はありません。パスワードそのものではなく、「どのサービスを使っているか」「どのアカウントで契約しているか」が分かるだけでも、後の確認につながります。
まとめ
親のサブスクを確認するときは、動画や音楽だけに絞らず、クラウド、通販、新聞・雑誌、アプリ、セキュリティサービスなどまで範囲を広げて見ていきます。
契約を探す手がかりになるのは、主に次の3つです。
・クレジットカードや銀行口座の明細
・メールの領収書や請求通知
・スマホの定期購入一覧
不要な契約を見つけた場合も、いきなり解約するのではなく、契約方法や保存データ、更新時期を確認してから手続きを進めます。
サブスクは一つひとつの金額が大きくなくても、契約数が増えると管理しにくくなります。親がどんなサービスを利用しているかを一覧にしておけば、日常の契約管理だけでなく、将来の手続きについて考えるときにも役立ちます。


